今さら老後2000万円問題を取り上げてみる
今更ですが、老後2000万円問題について書いてみたいと思います。
といっても、既にマスコミ、野党などなど、話がちがう~!って怒っている方々もいれば、投資ブログ界隈では、年金だけで過ごせると思う方が甘い、豊かな老後を送りたければ投資しろなんて方々もいらっしゃいます。
ま、岳も本音でいえば、若い人たちは投資した方がいいよ、もう歳とってしまった人は節約するしかないよ、としか言いようがないのですが。。。
それはともかく、一番気になるのは、いくら正論を言っても(投資して資産を増やしましょうねと言っても)、実際には難しい人が多いんだろうなということです。
例えば、私の両親にそう伝えても、おそらく本気で腹落ちしないと思います。私の友人の中には、投資ってなんか怖いと言って、そもそも話を聞こうとしない方もいます。
そういう人たちに投資の重要性を如何に理解してもらうのか、政府として力を入れるべき点は、そこだと思うのです。例の報告書のメッセージも本当はそこにあったのですけどね、些末な点を大きく取り上げる最近の悪しき傾向が出てしまいましたね。
https://www.fsa.go.jp/singi/singi_kinyu/tosin/20190603/01.pdf
岳は、政府としてのメッセージは正しかったと思うのですが、これ、要は、肝心の国民の側にそのメッセージを受け取る用意ができていなかったということなのでしょう。であれば、別のアプローチ、例えば金融リテラシー教育など、もっと根本的な対策から手を付けるべきなのではないかと思います。
で、金融リテラシーっていう意味では、国民みんなが、これからの超高齢化・低成長社会で常識として知っておくべきことってものがあると、岳は思っています。
というわけで、次に続きます。
なかなか最近は忙しくて・・・、皆様、ワンクリック(↓)ご協力お願いいたします。