岳の投資ライフ ~米国株投資、そしてその先に~

米国株投資で配当を最大化することで、経済的自由を目指しています。米国の高配当ETF、高配当株式を中心に、たまにJ-REIT、不動産投資にもちょっかいを出しています。そんな投資の日々の記録です。

NY市場、今後の見通し

さて、この先のNY市場をどう捉えるべきでしょうか。

 

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ヴィクトリアの滝を見据えるリヴィングストン卿。先行きが見えなくとも、前に進むしかないのだ

先週は最安値から少し持ち直したNY市場ですが、このまま、すんなりと回復するとは思えません。例え、米政府が2兆ドル(220兆円)の経済対策を講じたとしても、実体経済はどうしても落ち込みます。

 

なんせ3月21日までの1週間での新規失業保険申請件数は、約328万3千件に達したと発表があったのです。これ、前週は約28万2千件だったそうですから、失業者が10倍以上に増えているということです。リーマン・ショック直後の2009年3月で約66万件だったそうですから、新型コロナウイルスが経済に与えるダメージが如何に巨大かがわかりますよね。

 

しかも、アメリカでは感染がまだまだ広がっています。

 

ただ、株式市場はわかりません。例えば、3月26日、失業保険申請件数328万件というニュースを、投資家は「買い」のサインと判断したのです。市場予想では400万件だったところ、想定よりも少ないということでむしろ好感されたんだそうです。正直、この感覚にはついていけません。。。

 

結局、3月26日の株価は1351.62ドル高(6.38%)と大幅高になったのです。

 

株式市場って、面白いですね^^

 

ただ、3月27日の時点で米国の新型コロナウイルス感染者数が中国を抜いて世界一位になり、3月28日には1日で感染者数が1万5千人も増えています。都市封鎖も続いています。空港を閉鎖している国も増えてきています。日本もヨーロッパの国々からの入国を拒否していますね。隔離ではなく、入国拒否ですからね。

 

私の感覚では、もっともっと下がると思うんですよ。ヒトやモノの流れが完全に滞っているわけですから。失業者はもっと増えるでしょう。

 

米国ではひと世帯に3300ドルを給付するという案も出てきているようですが、そんなの焼け石に水で、企業業績に影響が出るのは避けられませんよね。それこそ、リーマンショック直後ぐらいまで株価が下がることも視野に入れるべきではないかなぁと思うのです。

 

という考えの下、岳は、配当の最大化に向けて、これまでため込んでいたキャッシュを元手にして積立投資の額を増やしていきます。

 

ここまでの一連の下げで買いのタイミングをはかるのは岳には無理だということを痛感しましたので、基本的には淡々と積み立てていくつもりです。さらに下がった場合は、積立額を増やしますよ~。 

 


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