米国株投資のために、どの証券会社を選ぶか
米国株投資をするのにおススメの証券会社はどこでしょうか。
米国株投資をするうえで、定番の証券会社は以下の3つでしょう。
■ 楽天証券
■ SBI証券
■ マネックス証券
では、それぞれの特徴はどのようなものでしょうか? 順番に見ていきます。
まずは、概観
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SBI |
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手数料 |
約定代金の0.45% 最低手数料5米ドル 最大20米ドル |
約定代金の0.45% 最低手数料5米ドル 最大20米ドル |
約定代金の0.45% 最低手数料5米ドル 最大20米ドル |
米国株・ETF銘柄数 (ADRを含む) |
2067 |
1863 |
3110 |
(2019年6月6日現在)
手数料については、3社横並びですね。他方、銘柄数では少し差が出ています。
さて、以下では、それぞれの証券会社の強みをお伝えしていきます。
SBI証券:外貨交換がお得
岳は、米国株投資のメイン証券会社として、SBI証券を使っています。その理由は、何と言っても外貨交換がお得だからです。
SBI証券と同じグループ会社の住信SBIネット銀行の為替コストは、片道4銭です。つまり、1ドル相当の両替をした場合、4銭のコストがとられるということなのですが、これ、圧倒的な安さです。そして、住信SBIネット銀行とSBI証券間の入出金は無料なのです。ですので、両替コストは、本当に4銭だけで済むのです。1円=100銭ですから、1万ドルの両替をしても400円しかかからないのです。
というわけで、住信SBIネット銀行で外貨積立をし、ある程度ドルが貯まったところで、SBI証券にドルを入金するというのが最強ではないかと思います。岳は、住信SBIネット銀行で1日2万円の積立を継続するとともに、円高になったな~と思ったときに、数千ドル単位で定期預金もしています。そして、月に1回、4~5千ドルをSBI証券の口座に移すということをやっています。
ちなみに、SBI証券の口座内の円を直接ドルに両替する場合は25銭かかります。1万ドルの両替をすると2500円かかります。これ、4銭と比べるとやや高いような気がするかもしれませんが、実はこれも業界最低水準ではあります。例えば、楽天証券でも、口座内の円で直接ドルを買い付けした場合には、25銭/ドルかかります。
楽天証券:直感的でとにかくわかりやすい
他方、SBI証券やマネックス証券の場合、米国株を買うには、外国株サイトを開く必要があります。これ、何気にわかりづらく、最初は購入の画面まで行くのに少し迷います。さらに、手持ち株・ETFの一覧表などの画面も微妙に痒いところに手が届かないような感じで、知りたい数値がなかなか見ることができません(たとえば、前日比いくら、通算損益いくら、総額いくらといった情報を一覧で見づらいのです)。
まぁ、一度作ったシステムを構築しなおすには相当なコストがかかるというのはわかるのですが、SBI証券とマネックス証券には、ぜひ頑張っていただいて、日本株と共通のインターフェイスで直感的な操作だけで米国株・ETFが購入できるようにしていただいたいものです。
楽天証券 | ネット証券(株・FX・投資信託・確定拠出年金・NISA)
マネックス証券:銘柄数が豊富
岳は、最近、あまり活用していませんが、とにかく取扱い銘柄が圧倒的です。この豊富な銘柄数は魅力的ですね。SBI証券や楽天証券も取扱い銘柄数を増やしてきてはいますが、それでも、1000銘柄以上の差があります。
あくまで個人的印象ですが、ユーザー・インターフェイスも若干マニアックなので、中級者以上の方向けの証券会社のような気がしています。
結論
以上、簡潔ですが、主な証券会社の特徴を記載しました。個人的には、悩んだらまずは楽天証券の口座を開き、色々と勉強していけばよいのではないかと思います。
コストをシビアに考えるならSBI証券ですが、100万円分両替しても手数料の差は2100円(2500円-400円)程度ですので、誤差と割り切ってしまってもよいと思います。ただ、ドルコスト平均法を使って、為替リスクを平準化させたい場合には、SBI証券(と住信SBIネット銀行との連携)が有力な選択肢になると思います。
慣れてきて中級者ぐらいになれば、マネックス証券を使うという感じでしょうか。
悩むぐらいなら、3つとも資料請求して、3つとも口座を開きましょう!
今日はこんなところです。
皆様のポチで元気になります。
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