配当金の最大化のための戦術
岳の投資方針は、「配当金の最大化」なわけですが、では、それを具体的にどうやっているのかについて書きます。現在とっている戦術は、以下のとおりです。
①高配当米国ETFの積立て
②高配当米国個別株
③一発狙い
⑤つみたてNISA
⑥ジュニアNISA
⑦その他(不動産投資、宝くじ)
具体的なところは追々書いていきますが、今日は、①~③の基本的なところを書きたいと思います。
①高配当米国ETF
まずは配当のベースを作りたいと考え、高配当の米国ETFを積み立てています。電力でいえば、原発でベース電源を確保する、みたいな考え方です(最近は当てはまりませんが)。米国ETFで高配当といえば、VYM、HDV、SPYDですね。
SPYD:SPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETF
VYM:バンガード 米国高配当株式ETF
それぞれ構成銘柄や投資方針が異なります。いろんなブログで、様々な角度から分析されていて、それを参考にしながら、自分に合うと思うものを選べばいいんだろうなと思います。
でも一長一短なんですよね。個人的にはVYMかなぁと思いつつも、配当率はそれほど高くないしな~、HDVはエネルギーセクターが多くてこれから不況に向かうとどうなるかわからないしな~、SPYDは配当率高めだけどまだ実績ないしな~、なんてね。で、「全部に投資しよう」という結論になりました。今のところ、この3つの銘柄を毎月1300ドルずつ積み立てています。といっても、この積み立てを始めたのはまだ最近です。
積み立ては、SBI証券の自動積立サービスが便利ですね。
②高配当米国個別株
2018年の夏ごろから高配当の米国個別株を買っています。ちょうどこのころ、バフェット太郎さんのブログを拝見して感銘を受け、これでいこう、と考えたわけです。で、買った株もバフェット太郎さんの影響をもろに受けてますね^^;
IBM:インターナショナル ビジネス マシーンズ
JNJ:ジョンソン & ジョンソン
KO:コカ-コーラ
MO:アルトリア グループ
PG:プロクター & ギャンブル
VZ:ベライゾン コミュニケーションズ
XO:エクソン モービル
ただ、個別株というのは、やはりリスクが大きいなと感じ始め、定期購入は①に切り替えました。自分のリスク許容度が自分の思っていたよりも低かったことに気付いたということですね。ウォーレン・バフェット氏が投資する「KHC:クラフト・ハインツ」の急落なども見て、ちょっと考えなおしたというのもあります。
今後は、市場の暴落時に不定期に少しずつ買い増していくという感じで考えています。
③一発狙い
現在、岳は投資総額の3倍近くの現金を保有しています。リセッション入り後に、これをドカンと投資して、ドカンとリターンを得たいと考えています。とりあえず2020年に予定されているアメリカ大統領選を控え、今年と来年は株価が高めだろうなと思い、少しずつ小出しに投資しています。
現在、投資中の銘柄は以下のとおりです。
QQQ:インベスコ QQQ トラスト シリーズ1 ETF
VTI:バンガード トータルストックマーケットETF
QQQはハイテク株が対象です。これから大きく伸びるとしたら、間違いなくハイテク株が中心になるでしょうから、これを押さえておかない手はないと考えています。ただ、現在は、いったん積立てはストップしています。
TURはトルコの株式を対象にしたETFです。エルドアン大統領が、トルコリラが暴落しているのに何ら有効な手立てを講じず、株価もどんどん暴落していっている一方で、トルコ経済の実力からして安すぎる水準になっていると考え、投資を始めました。最近、トルコの主要2都市での市長選の結果を受けて政治が混乱しており一段安となっていますので、追加投資しました。
VTIは、米国株投資を考え始めたころにあまり深く考えずに積立購入をしてきたものでして、厳密にいうと「一発狙い」ではありませんが、配当よりもリターン重視という意味で、③に分類しました。現在は、投資をストップしています。
このほか、レバレッジが効いたETFも監視対象にしています。例えば、以下です。
SPXL:Direxion デイリーS&P500ブル3倍 ETF
CURE:Direxion ヘルスケア株ブル3倍ETF
これらを不況時に仕込んでおけば、大きなリターンを得られそうなので、そこで得たリターンを、また①の3銘柄に転換していこうと考えています。ということで、来年あたりに来るかな~と思っている不況を待って、これら銘柄を積立て投資していく予定です。
今日はここまで!