資産を築く方法
金融リテラシー教育で最も重視すべき点は何でしょうか。
で、前回の続きです。
金融リテラシー教育で最も重視すべき点、それは、どうやって資産を築いていくべきなのかということでしょう。端的に言うと、お金持ちになるためのステップを国民みんなで共有しましょうということです。
さて、どんなステップがあるのでしょうか?
ステップ1:一生懸命仕事をして、一生懸命お金を貯める。
まぁ、これは基本ですね。何をするにも、タネ銭は必要です。
ステップ2:貯まったお金で投資をする。
タネ銭を大きくするには、どうしても投資が必要です。今のご時世、銀行にお金を預けていてもほとんど利子なんてつきませんからね。
でも、ここが最初のハードルでしょうか。今の日本人、なかなか投資に踏み切れない人も多いと思います。でも、そこで一歩を踏み出さないといけないのですよ。
一歩踏み出す勇気を与えてくれるのは、正しい知識だと思います。これが金融リテラシーとでもいうべきものです。そのためには、様々な本を読んで、セミナーに行って、お勉強するのが最もよいわけです。
が、普通の人が投資で儲けるための最適解は、もう明らかになっています。そう、インデックスに長期で積立投資をする、ということですね。世に投資本はたくさん出回っていますが、たいてい、こういう結論にたどり着きます。
ステップ3:ステップ1とステップ2を更に高い次元で繰り返す。
ステップ1と2を繰り返していくと、少しずつ規模が大きくなってきます。規模が大きくなれば、リターンの絶対額も大きくなってきます。ですので、頑張って稼ぐ、稼いだ金を投資するというサイクルを淡々と継続していくことが、大きな資産を築く近道なのです。
ステップ4:たまに、自己投資をしてステップ1~3を加速化させる
要は、読書しましょう、セミナー行きましょう、勉強しましょうってことです。これも、ほとんどの自己啓発本に書かれていることですが、自己投資が最も割のいい投資ですからね。自己投資をして、もっと稼ぐ力を増やすのですよ。
こういうことを高校生ぐらいから常識として知っておけるようになれば、日本人の将来の不安も少なくなり、消費も増え、景気もよくなり・・・なんてことになるのではと思ったりしています。
まとめると・・・
頑張って働いて、稼いだお金をインデックスに長期積立投資をして、自己投資をする
これだけやっていれば、お金持ちになれるってわけです。
でも、これって、日本人ならではの方法なんですね。
今の日本、たいていの方は、簡単に証券口座を開くことができます。でも、これ、フィリピンやセネガルだったら、田舎の人はもちろん、都会に住んでいても、なかなか口座を持つことすらできないのですよ。
つまり、日本人であるというだけで、私たちは、投資をして将来に備えることができるという貴重な機会を得られているのですよ。これって、すごいことなんですよね~。
で、こういうことを学校で習うと、老後2000万円問題なんか、そもそも問題にならないような気がするのですけどね。。。
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今さら老後2000万円問題を取り上げてみる
今更ですが、老後2000万円問題について書いてみたいと思います。
といっても、既にマスコミ、野党などなど、話がちがう~!って怒っている方々もいれば、投資ブログ界隈では、年金だけで過ごせると思う方が甘い、豊かな老後を送りたければ投資しろなんて方々もいらっしゃいます。
ま、岳も本音でいえば、若い人たちは投資した方がいいよ、もう歳とってしまった人は節約するしかないよ、としか言いようがないのですが。。。
それはともかく、一番気になるのは、いくら正論を言っても(投資して資産を増やしましょうねと言っても)、実際には難しい人が多いんだろうなということです。
例えば、私の両親にそう伝えても、おそらく本気で腹落ちしないと思います。私の友人の中には、投資ってなんか怖いと言って、そもそも話を聞こうとしない方もいます。
そういう人たちに投資の重要性を如何に理解してもらうのか、政府として力を入れるべき点は、そこだと思うのです。例の報告書のメッセージも本当はそこにあったのですけどね、些末な点を大きく取り上げる最近の悪しき傾向が出てしまいましたね。
https://www.fsa.go.jp/singi/singi_kinyu/tosin/20190603/01.pdf
岳は、政府としてのメッセージは正しかったと思うのですが、これ、要は、肝心の国民の側にそのメッセージを受け取る用意ができていなかったということなのでしょう。であれば、別のアプローチ、例えば金融リテラシー教育など、もっと根本的な対策から手を付けるべきなのではないかと思います。
で、金融リテラシーっていう意味では、国民みんなが、これからの超高齢化・低成長社会で常識として知っておくべきことってものがあると、岳は思っています。
というわけで、次に続きます。
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ポートフォリオ(2019年6月30日現在)
6月末時点での岳のポートフォリオをご報告します。
右側には、ティッカーシンボル、東証コード、略称などを記載しています。5月から銘柄に変更はありませんが、一応記載しておきます。
米国株・ETF
iシェアーズ コア 米国高配当株 ETF | HDV |
インターナショナル ビジネス マシーンズ | IBM |
ジョンソン & ジョンソン | JNJ |
コカ-コーラ | KO |
アルトリア グループ | MO |
プロクター & ギャンブル | PG |
インベスコ QQQ トラスト シリーズ1 ET | QQQ |
SPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETF | SPYD |
iシェアーズ MSCI トルコ ETF | TUR |
バンガード トータルストックマーケットETF | VTI |
バンガード 米国高配当株式ETF | VYM |
ベライゾン コミュニケーションズ | VZ |
エクソン モービル | XO |
J-REIT
インベスコ・オフィス・Jリート | 3298 |
トーセイ・リート投資法人 | 3451 |
野村不動産マスターF | 3462 |
マリモ地方創生リート | 3470 |
投資法人みらい | 3476 |
インヴィンシブル投資法人 | 8963 |
投資信託(つみたてNISAを含む)
楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全米株式)) | 楽天VTI |
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス | Slim先進国 |
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス | Slim新興国 |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | SlimS&P500 |
WealthNavi
最初に30万円を入金、後は月1万円ずつ積立投資という形で設定しています。
で、それぞれの割合は以下のようなイメージです。
投資総額は、13,079,633円となりました。
5月30日時点から約80万円の増加です。これは、①HDVとVYM、SPYDへの積立投資、②つみたてNISAでの投信積立投資分、③市況が少し持ち直した分の値上がり分、といったところですね。
現時点での損益です。
■ 米国株・ETF:+326,240円
■ J-REIT:+434,869円
■ 投資信託:+13,979円
■ WealthNavi:-9,337円
5月末に比べると、全体に市況が持ち直したせいか、プラス圏に戻りました。特に、米国株・ETFが大きく持ち直しました。J-REITは安定しています。引き続きリートに資金が流れているようで、岳が保有している中小型のリートもその恩恵にあずかっていますね。
引き続き、短期的な変動には一喜一憂せず、淡々と投資していこうと考えています。
皆様のポチで元気になります。